[問題文・解答]
平成28年度10月に実施された応用情報技術者試験の午後試験の問題・解答はIPA公式ページからダウンロード出来ます。(以下リンク)
[問題概要]
この問題は選択問題です。
出題分野はシステムアーキテクチャで、題材は災害復旧対策(ディザスタリカバリ)です。
この問題は選択問題です。
出題分野はシステムアーキテクチャで、題材は災害復旧対策(ディザスタリカバリ)です。
[設問1]
P.17下段に「RTOとRPOを検討した結果、RTOは24時間、RPOは1時間とした」とあります。文中の説明よりRTO及びRPOの定義は以下の通りなので、10月10日10時30分に災害が発生した場合は、24時間後の10月11日10時30分までに災害から1時間前の10月10日9時30分時点の状態で業務再開することを目標としています。
・RTO(Recovery Time Objective):目標復旧時間。システムが使用不能となった時から業務が再開されるまでに掛かる時間。
・RPO(Recovery Point Objective):目標復旧時点。災害時刻にどれだけ近い時刻の状態にデータを復旧できるかの目標を、災害時刻との時間差で表す。
[答]
いつまでに:10月11日10時30分
いつ時点の:10月10日9時30分
P.17下段に「RTOとRPOを検討した結果、RTOは24時間、RPOは1時間とした」とあります。文中の説明よりRTO及びRPOの定義は以下の通りなので、10月10日10時30分に災害が発生した場合は、24時間後の10月11日10時30分までに災害から1時間前の10月10日9時30分時点の状態で業務再開することを目標としています。
・RTO(Recovery Time Objective):目標復旧時間。システムが使用不能となった時から業務が再開されるまでに掛かる時間。
・RPO(Recovery Point Objective):目標復旧時点。災害時刻にどれだけ近い時刻の状態にデータを復旧できるかの目標を、災害時刻との時間差で表す。
[答]
いつまでに:10月11日10時30分
いつ時点の:10月10日9時30分・RTO(Recovery Time Objective):目標復旧時間。システムが使用不能となった時から業務が再開されるまでに掛かる時間。
・RPO(Recovery Point Objective):目標復旧時点。災害時刻にどれだけ近い時刻の状態にデータを復旧できるかの目標を、災害時刻との時間差で表す。
[答]
いつまでに:10月11日10時30分
[設問2]
P.18中段に「各システムのWebサーバのイメージファイルから、クラウド上にWebサーバを作成」とあることから被災運用時用のWebサーバは、通常時用Webサーバのイメージファイルをそのまま使用することが分かります。この場合、各WebサーバのIPアドレスもそのまま使用されるので、IPアドレスは通常時用と同じにする必要があります。
[答] Webサーバのイメージファイルをそのまま使用するから。
[答] Webサーバのイメージファイルをそのまま使用するから。
[設問3]
(1)
P.18中段に「DNSサーバは本社と同じ設定でセカンダリDNSサーバとして使えるように稼働しておく」とあることから、営業店のDHCPサーバにはセカンダリDNSサーバとしてクラウド上のDNSサーバのIPアドレス(192.168.20.3)を登録しておく必要があります。
[答] セカンダリDNSサーバとして、192.168.20.3を登録する。
(2)
リソースレコードのTTLは、ドメイン情報を保存しておく時間(秒)を指定します。表2の86400秒=24時間のままだと災害が発生しても最大で24時間は通常時用のIPアドレスに対してアクセスしようとしてしまうため、値を変更して1時間おきに情報を更新するように設定する必要があります。
[答] イ
(1)
P.18中段に「DNSサーバは本社と同じ設定でセカンダリDNSサーバとして使えるように稼働しておく」とあることから、営業店のDHCPサーバにはセカンダリDNSサーバとしてクラウド上のDNSサーバのIPアドレス(192.168.20.3)を登録しておく必要があります。(2)
リソースレコードのTTLは、ドメイン情報を保存しておく時間(秒)を指定します。表2の86400秒=24時間のままだと災害が発生しても最大で24時間は通常時用のIPアドレスに対してアクセスしようとしてしまうため、値を変更して1時間おきに情報を更新するように設定する必要があります。[答] イ
[設問4]
(1)
P.17中段の説明より、データベースのバックアップは深夜1時にフルバックアップ、1時間ごとに更新ログの採取が行われます。従って、10時30分に災害が発生した場合は深夜1時のフルバックアップからリストアした後、2時〜10時までの計9個の更新ファイルを反映させる必要があります。
従って、被災運用発動時の手順に掛かる時間の合計は表3,4を参考にすると
20 + 30 + 10 × 9 + (10 + 60) × 3 + 10 = 360(分) = 6(時間)
となります。従って、被災運用を10月10日11時に発動した場合は、その6時間後である17時に運用開始できます。
[答] 10月10日17時00分
P.17中段の説明より、データベースのバックアップは深夜1時にフルバックアップ、1時間ごとに更新ログの採取が行われます。従って、10時30分に災害が発生した場合は深夜1時のフルバックアップからリストアした後、2時〜10時までの計9個の更新ファイルを反映させる必要があります。
従って、被災運用発動時の手順に掛かる時間の合計は表3,4を参考にすると
20 + 30 + 10 × 9 + (10 + 60) × 3 + 10 = 360(分) = 6(時間)
となります。従って、被災運用を10月10日11時に発動した場合は、その6時間後である17時に運用開始できます。
従って、被災運用発動時の手順に掛かる時間の合計は表3,4を参考にすると
20 + 30 + 10 × 9 + (10 + 60) × 3 + 10 = 360(分) = 6(時間)
となります。従って、被災運用を10月10日11時に発動した場合は、その6時間後である17時に運用開始できます。
[答] 10月10日17時00分
(2)
被災運用時はロードバランサのIPアドレスが変わるため、表2のリソースレコード中でRDATAをクラウド上のロードバランサのIPアドレス(192.168.20.2)に変更する必要があります。
[答] 項目:RDATA 変更後の値:192.168.20.2
上記の解説は問題と解答を元に自分なりの考え方を記述しており、間違っている部分もあるかと思いますので、ご了承願います。また、誤りについては正しい考え方をご指摘・ご教授頂けると助かります。
[答] 項目:RDATA 変更後の値:192.168.20.2
上記の解説は問題と解答を元に自分なりの考え方を記述しており、間違っている部分もあるかと思いますので、ご了承願います。また、誤りについては正しい考え方をご指摘・ご教授頂けると助かります。
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